株主・投資家の皆様へ
さて、第82期(2009年4月1日から2010年3月31日まで)事業をご報告するにあたり、ごあいさつを申し上げます。 当期は、米国の金融危機に端を発した世界同時不況も最悪期を脱し、KOAグループも各段階利益で黒字を計上することができました。四半期単位でみると、2008年度第3四半期から営業赤字を計上しましたが、2009年度第2四半期に黒字転換し、2009年度通期では、減収ながら大幅な増益を達成することができました。 このように3四半期という短期間で黒字転換し、いわゆるV字回復を果たすことができた理由の一つは、2009年1月から実施した緊急対策であります。全てのKOAグループ社員が未曽有の事態への危機感を共有し、徹底したコスト削減と生産性の向上に取り組みました。これは、今後に生かせる企業体質強化にもつなげることができました。もう一つの理由は、景気回復に伴う受注増であります。ただし、この受注には各国の経済対策効果が含まれており、対策終了後の需要減については注視を続ける必要があり、また、欧州の通貨不安による為替動向や素材・原材料高の影響も慎重な見方が必要であります。 このような認識に立ち、KOAグループは低炭素社会実現など、今後大きく技術革新が予想される分野・市場でも十分その役割を果たせるように、基盤技術の深化とともに必要とされる技術・製品開発に注力してまいります。また、経費削減と生産性向上への全社的取り組みは2010年度も継続し、一層の収益性向上を図ってまいる所存であります。 株主の皆様には、一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 |
|||||
| 2010年6月 |



